ウルトラマンは、1966年から放送されている歴史あるヒーロー番組の一つです。
長い間、親しまれているヒーローということもあり、親子でウルトラマンが大好きといった方も多いのではないでしょうか。
ウルトラマンは、スペシウム光線といった歴代に渡ってかっこいい技があるのも魅力の一つ。
しかし、一方でウルトラマンの番組を自分の子供に見せるのは悩むといった声もあるようです。
この記事では、ウルトラマンは子供の教育に悪いのか、注意したいポイントも踏まえてお伝えします!
ウルトラマンは子供の教育に悪い?
ウルトラマンは長い歴史のあるヒーロー番組の一つです。
しかし、ウルトラマンの番組を見せることでこのような不安を抱いている方もいるようです。
子供が真似をして乱暴にならないか・・・。
かっこいい正義のヒーローは、子供の憧れですよね!
パンチやキック、かっこいい技を使って悪者を倒す姿は、きっとキラキラして見えているのではないでしょうか。
確かにパンチやキックは殴る蹴るといった暴力行為でもあり、同じように真似をしてしまうことに抵抗を感じている方も少なくありません。
特に力加減はわからない子供が真似をするのは、危険に感じてしまうのもわかります。
しかし、子供が好きなものをまったく見せないという訳にはいきませんよね。
ウルトラマンを見るにあたって、注意したいポイントを抑えることで、そのような不安が軽減できるのではないかと考えます。
ウルトラマンを見る子供の注意したい4つのポイントとは?
ここでは、ウルトラマンを見る子供の注意しておきたいポイントについてお伝えできればと思います。
●嫌がっている相手にはしない
●武器として危険なものを持たない
●力加減を教える
●危ない場所ではやらない
嫌がっている相手にはしない
戦いごっこがしたいお子さんが多くいる一方で、戦いごっこがしたくないと思っているお子さんも多くいます。
気をつけたいことは、
追いかけっこをして遊んでいたのに、気付けば戦いごっこになっているなんてことも、よくありますよね。
しかし、もし相手が嫌がっていたり怖がっているような素振りが見えたら、
◎相手が嫌がっていることはしてはダメ
◎その子と遊ぶにはどんな遊びをしたら楽しいか
このようなことを伝えると良いかもしれません。
相手が嫌がっていることはしてはいけないことを伝え、また「◯◯ちゃんとは何をしたら楽しいかな?」と一緒に考えることも良いでしょう。
武器として危険なものは持たない
公園に落ちている木の棒や石は、子供にとっては身近にある物を武器として見立てて遊ぶこともあるでしょう。
注意したいことは、
尖った木の棒を振り回したり、石や砂を投げたりして遊ぶことは非常に危険です。
危ないということを子供に伝え、紙や新聞紙で作った安全なものを作り、使用するといいかもしれませんね。
力加減を教える
自分がヒーローになれる戦いごっこでは、子供は手加減を忘れ、力いっぱい攻撃してしまうことも考えられます。
注意したいことは、
多数のお子さんは、叩かれたり蹴られたりすることは痛いということを、兄弟やお友達と過ごしていく中で自然と学んでいきます。
しかし稀に力加減がわからず、全力で戦うお子さんもいます。
◎叩いたり蹴られたりすることはとても痛いこと
◎戦いごっこは本当に攻撃をするのではなく真似をするだけ
これらのことを伝えると良いのではないでしょうか。
危ない場所ではやらない
戦いごっこが始まると、夢中になり周囲が見えなくなることも。
注意したいことは、
道路のそばで遊んでいて飛び出してしまう、高いところで落下する可能性と、危険のある場所ではやらないように注意しておきたいですね。
子供に伝えることはもちろんのこと、周囲の大人もしっかり見守って子供の安全を見守っていきましょう。
ウルトラマンを見る子供のメリットとは?
ウルトラマンを見ることで、日常的に蹴ったり叩いたりが心配だという方は多くいるようでしたが、前述した4つの注意点に気をつけながら過ごすことで、決して攻撃的になるという訳ではありません。
また、ウルトラマンを見ることで以下のようなメリットも身につくと考えます。
◎正義感…ヒーローになることで生まれる正義の気持ち
◎創造力…戦いごっこを面白くしようと考える力
◎協調性…相手の気持ちを考えながら取り組める
◎力加減…こうしたら痛い、危ないのラインがわかってくる
自分の大好きなヒーローになることで、自己肯定感を高め、また周りの人や物を無闇に傷つけないよう、加減をすることを学ぶ機会にもなるのではないでしょうか。
子どもにとって「何かに憧れる」という経験も貴重です。
それらの子供の気持ちを汲み取り、上手く取り入れ伸ばしていけるといいですよね。
まとめ
ウルトラマンは子供の教育に悪いのかについて、注意したい点とメリットについてお伝えしました。
蹴ったり叩いたりといった攻撃的になることを懸念がありましたが、
●嫌がっている相手にはしない
●武器として危険なものを持たない
●力加減を教える
●危ない場所ではやらない
これらの注意点を抑えることで、子供の『正義感』『創造力』『協調性』『力加減』を学ぶ良い機会にもなるのではないかと考えます。
もちろんまったく見せないという選択肢もありますので、各御家庭のルールで上手く付き合っていけたら良いですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。